6月6日(土)黒田の殿さまが庇護。功名をたてた「政治家」編
きれいな青空の中、春のまち歩き第三弾を開催いたしました。
今回は政治家にスポットを当て、激動の時代を生きた方々の「想い」が感じられる場所を訪ねるコースです。
まずは、黒田長溥氏が設立した、鉄の精錬所跡地に建つ石碑へ向かいました。
明治通り沿いのビルの谷間にひっそりと佇んでいて、こんなところに?というお声がちらほら。
そして、今回のメインとなる勝立寺へ場所を変え、ご住職より明石元二郎氏についてご説明いただきました。
明石氏の日露戦争時の陰謀活動や、台湾総督に就任し生涯を終えたことなど、非常に分かりやすいお話でした。
ご住職のユーモアあるお話に、笑いが出る場面も。
この明石氏が残した書はいくつか残っているらしいのですが、「台湾総督」と記され、金の絹に書かれたこの書はまさに、「お宝」です。明石氏の台湾総督としての自負を感じます。
そして、場所を移し、廣田弘毅氏生家跡へ。
廣田氏は、福岡出身で初の内閣総理大臣に就任した方ですが、最後に伺った水鏡天満宮の扁額の「天満宮」の文字は、廣田氏が11歳の時にお書きになったものだという説明がありました。
機会があったらぜひご覧くださいね
そして最後はお待ちかねのティータイムでした。
景色の良い場所でケーキとお茶をおいしく頂きました。
ガイドの井上先生のお話は面白おかしく、非常に分かりやすく丁寧です。
次回のまち歩きもぜひご期待くださいね
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