【実施報告】2024.2.13　天神地区 帰宅困難者対策セミナー・ワークショップ開催

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• 2024.2.14
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  • 帰宅困難者対策

2月13日(火)、西鉄イン福岡大ホールにて当協議会と天神明治通り街づくり協議会の会員を対象に「帰宅困難者対策セミナー・ワークショップ」を開催いたしました。

天神エリアでの地震発生を想定した場合、寄る辺の無い帰宅困難者が多数発生すると予測されており、救助・救命活動の阻害や駅などにおける群衆雪崩といった二次災害リスクへの対応が求められています。

今回21社43名の参加者にお集まりいただき、今回は「地震発生時の従業者の施設内待機・利用者保護」をテーマに、セミナーとワークショップの2部構成で実施しました。

セミナーでは(株)日建設計 亀井様による「帰宅困難者対策における一斉帰宅抑制の重要性」、福岡市 中島様による「福岡市の帰宅困難者対策と帰宅困難者対策ガイドライン」についてご説明をいただきました。

また、九州大学 杉山様に「帰宅困難者対策の現在地と他都市の事例」をご紹介いただき、ワークショップで①従業者の施設内待機 ②利用者の施設内保護のそれぞれについての実施の可否、実施する上での障壁となっている点を洗い出し、エリアとして取り組める活動について議論しました。

参加者からは「エリア全体で協力しあえる項目をリスト化し、全員で安心・安全の街を創っていきたい」「受け入れのオペレーションなど、具体にイメージすることから始める」などの案も飛び交いました。

帰宅困難者対策について、各施設そしてエリア全体で実施出来ることを積み上げ、また共有していくことが天神エリアの防災力向上に繋がると考え、安心で安全なまちになるよう引き続き当協議会も皆さまと一緒に活動を実施してまいります。

講師：日建設計 亀井様、九州大学大学院人間環境学研究院 准教授 杉山様、福岡市 地域防災課　中島様

参加団体：アサヒファシリティーズ、イオンショッパーズ福岡、岩田屋三越、紙与産業、九州電力、西部ガス、三洋ビル管理、地下街開発、中央区役所、電気ビル、独立行政法人都市再生機構、戸田建設、西鉄ホテルズ、西日本鉄道、日本設計、福岡地所、福岡市役所、福岡中央警察署、平和不動産、室町建物、よし田　(敬称略)