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天神ビッグバンの規制緩和第1号「天神ビジネスセンター」のお披露目!

  • 天神ビッグバン
  • 2021.10.31

現在天神地区では天神ビッグバンによる再開発事業が進行中。アジアの拠点都市を担うべく、各所で世界基準のビルの建替えが行われています。その天神ビッグバンによる規制緩和を受けたビルとしては第1号となる「天神ビジネスセンター(以下BC)」がついに竣工。天神のまちで一際目立つ、巨大なビルの完成を待ちわびていた人も少なくないでしょう。


1Fのエントランスは天井が高く開放的!たっぷりと余裕のある空間でホテルのエントランスのような印象を受けました。写真にあるエスカレーターからは地下鉄天神駅にも直結するB2Fまで降りることができます。企業が続々と順次入居予定となっています。近い将来ここで働く人や訪れる人たちで溢れそうですね。

 


B2Fと1FをつなぐエスカレーターからもBCの特徴である凸凹のガラス壁を望めます。

 


地下鉄通路側からだとこんな感じ。シャッター越しですがB2Fも広々していることが分かりますよね?2022年春には「天神イナチカ」と呼ばれる飲食ゾーンも誕生する予定です。

 


建設中に世間はコロナ禍になりニューノーマル時代のライフスタイルが見直されました。BCでもテクノロジーでタッチレス化を推進しています。
セキュリティゲートではカードをかざすだけで最適なエレベーターに誘導され、タッチレスで目的フロアにまで行くことが!受付も3Dディスプレイを用いられ、画面に触れることなく入館手続きができるそう。セキュリティーもバッチリです!

 


そして、レストルームにもご注目。トイレ内での接触機会を低減しようと、様々な箇所に工夫が凝らされてありました。手をかざすとドアの自動開閉、施錠ができるセンサーや、非接触での便器の洗浄など。

 


洗面ゾーンも間仕切りが設けられ、手洗いや歯磨きの時の飛沫を防げるように設計されています。

 


竣工記者会見では施主である福岡地所株式会社の榎本社長をはじめ、福岡市の髙島市長や、日本電気株式会社、株式会社ジャパネットホールディングス、ボストン コンサルティング グループなどの入居企業の代表者による挨拶もありました。

●福岡地所株式会社 榎本社長
アクロス福岡以来26年ぶりにトップビルが入れ替わる。福岡市において中心地の再開発は規制があり難しいものだったが、天神ビッグバンが風穴を開けた。その構想を経て誕生したBCは福岡らしい親しみやすいデザインで、“免震性能”や“感染症対策”など最先端の技術を詰めたビルになる。しかし、最も大事なのはコンテンツ。どんな企業が、どんな方々が、どのような価値を生み出すかというのが大事。BCには最高最強の布陣が揃った。明日以降、企業の皆様がここで新しい働き方にチャレンジし、東京・世界のどこよりも大きな価値が生み出せるよう、運営の立場として精一杯努力する。

 


●髙島市長
天神ビッグバンでは今日が43棟目の竣工。しかし、今回竣工するBCは天神ビッグバンの1番の目玉である規制緩和、特に航空法の高さ規制の緩和を活用した第一号となり特別。これまで天神では見られなかった高さからの眺めを見ることができる感慨深い日だ。
今までは福岡に素晴らしいビジネスを誘致しようとしても、セキュリティ面などが弱く受け取るハードがなかった。そこで、天神ビッグバンで航空法の高さ規制、さらに高さを十分に活かすための容積率の緩和を行いクリアした。しかし、天神ビッグバンとはハード面だけの再開発ではない。その中のソフト(企業)をより高付加価値なビジネスに新陳代謝し、より大きな夢が実現できる街になることが重要だ。そして、天神のまちづくり、未来づくりを大きく牽引していくのがBCだと思う。

床面積では90%がすでに埋まっているBC。テレワークなど働き方が見直されオフィス自体の価値が下がるのではと懸念していましたが、コミュニケーションハブ、共創については物理的な空間が必要だという企業の意思が明確になりました。天神だから叶えられるビジネスポテンシャルにも期待ができそうです。

 

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