3月18日(金)、「災害に強いまち天神」というブランドの確立を目指し、
大規模災害時における従業員、来訪者の一斉帰宅抑制の必要性や、
退避場所、一時滞在施設、備蓄の確保など、さまざまな課題を抽出することで、参加者の防災に対する意識の醸成を図り、
帰宅困難者対策の重要性を共有することを目的に,災害図上訓練(参加型の防災ワークショップ DIG)を開催しました!
※DIG 【Disaster (災害) Imagination (想像力) Game(ゲーム)】
英語 dig「動詞」:「掘り起こす,探究する,理解する」
「防災意識を掘り返す」,「地域を探求する」,「災害を理解する」といった意味が
込められています。
“福岡市中央区の警固断層内陸部を震源としたマグニチュード7.2最大深度6強“という条件付与のもと、
各企業・施設がどのような行動をとるのか、課題はどのようなことであるかなどWS形式で意見交換を進めました。
時間経過とともに“自施設の前に帰宅困難者が滞留している”など、新たな状況変化が投げ込まれることで、
自由に意見交換できる雰囲気の中でも、緊迫感・臨場感のある訓練となりました。
大地震等発災の際、福岡市の方針として、『一斉帰宅抑制』の考え方が周知され始めていますが、
やはりどの企業・施設もこれを実施するにあたって、スペース・備蓄の確保、運営要員の不足や、
スマートフォンの充電設備の不足など、様々な課題が浮き彫りとなりました。
We Love天神協議会ではこういった課題の解決に向けて、引き続き行政も交えた
検討会を継続し「災害に強いまち天神」の実現に向け推進します!
【主 催】 We Love天神協議会・天神明治通り街づくり協議会・中央区自衛消防隊連絡協議会
(協 力) 福岡市市民局・福岡市中央区
【開催日時】 2022年3月18日(金) 15:00~17:00
【会 場】 天神ビル9号会議室
【参加対象】 WLT会員・MDC会員・中央区自衛消防隊連絡協議会会員